yukoku_sayo’s diary

今はほぼsyx。他のことは吐き出したくなった時に。

SSS考察 勝頼と昌景

3個目のSSSの考察です。
昌景と勝頼について

昌景と勝頼 二人が繋げているのはまさに
嫉妬という感情だと思います
たぶん他にも、幼なじみとか主従でつなげられることもあるのではないかと思いますが、一番はこれだと思います

武田四天王が新たにつくられるシーン
(勝頼の回想のところ)
そこで
お前らが四天王だと信玄に言われた後
昌景ずっと勝頼を見ているんですね
昌景のその勝頼をきにかける行為というのは
とても勝頼にとっては悔しかったんではないかと、
四天王に選ばれず、昌景にかばわれる
これは勝頼にとってとても悔しいことだと思います。

武田のあの個性的で愛しいメンバーのなかでは
勝頼、凡人に見えますが才があるのは事実だと思うんです!
昌景もそれはわかっている、そして昌景自身が家臣から信頼され過ぎているあまり
勝頼の昌景に追い付きたいという焦りが目立つのだということもわかっている

昌景、、、辛いですね

勝頼の望みは「五つめの季節を知る」ことです
季節とは四天王のことかと、
勝頼は四天王になりたかった。
もっというと四天王の虎綱と昌豊と秋山と昌景の隣に立つことを認めてもらいたい。

昌景はこの勝頼の望みを知っていたはずです。
昌景にわからないはずがない。
なのに昌景が与えるのは四天王ではなく天下への道だというところが
ほんとに昌景えげつないですね笑笑

本願寺顕如に怒鳴られた後
昌景と勝頼がぶつかるシーン

ここがほんとに嫉妬と感じるとこなのですが
まず勝頼について
昌景、お前が死ねばいいと思ってた。と告げます
勝頼はみんなから認められ天下の才までもっている昌景が羨ましくてたまらなかったんだろうな と、、、
それでも昌景はお前に武田の旗があると言い続けます。たぶん勝頼はこの言葉を昌景の憐れみのように感じた。あの四天王が選ばれる時のシーンと同じように。たがら勝頼は旗はないと答えてしまったのかなー

次昌景
勝頼に死ねば良かったと思っていたいわれています。昌景はこれは薄々感づいていたと思います
でも旗はないなんて言われるのはびっくりして、勝頼にポロッとこぼしてしまいました。
俺もお前が死ねばいいと思っていた。と
そりゃあ勝頼がただの愛すべき守るべき存在てあるはずがないんですよ!
勝頼は事実信玄様が作った風林火山の武田軍を壊してしまっていますから!
昌景としてはこの言葉は勝頼を壊してしまいかねないと思って言わないよう抑えていたのだと思いますが、でちゃったんですよねー

このあとの女禍の言葉については
また昌景がやりたかったことを考察するときに話そうと思います。

勝頼と昌景でほんとうに好きだなと思うシーンは
このぶつかり合いのあとなんですよ!
まるで子供が仲直りするように仲直りするんですよ!
昌景がいつものように
浸るのは悪い癖だといって、
勝頼が
お前もな、と言い合う
ごめんという言葉はないけど
ほんとにこのSSSの二人は小さい頃から仲良かったんだなと、
小さい頃から向き合い方は変わっていなさそうだなと。


昌景が撃たれて勝頼が動揺してるところをみると
勝頼は昌景に依存し過ぎたし、
その後引きずられながら戦場から逃げていく勝頼をみると
昌景は勝頼に託しすぎたなと
思いました。

さいごに勝頼の言葉で一番好きなのですが、
昌景に向かって
「できることならばその罪がほしい」
といっているんですね
これは単に罪=昌景とも解釈できます。
勝頼は昌景と天下をとりたかった
だから昌景にいなくなってほしくなかった。
こういう解釈もできるんですが、

これを嫉妬という面からみると非常に
琴線に触れるものがありまして、、、
罪=選ばれたもの天下だとすると
「できることならば昌景、お前のその天下をとる器を俺が欲しかった」
こういってるとしたら
そう思うと
やっぱ、戦国のおとこだと思てってしまいます。

どれだけの人の死がつみかさなって
そこにあるのは汚い天下だとしても
天下をとる
戦国だなぁと。


最初のこの二人みて感じたのが
友達ではなくライバルでした。

たぶん勝頼は昌景に一生追い付けないし
昌景も勝頼を待つなんていう甘ったるいことはしないと思うので!
舞台上ではいつも隣に二人で並んでいたはずなのに
一度たりとも
勝頼の横に昌景はいないし
昌景の横にも勝頼はいない
もし二人が並べる、勝頼が追い付けるとしたら
それは勝頼が散った時だとおもうので
昌景にはその時にいっぱい勝頼を甘やかしてあげてほしいなと。

これで終わります。
文章かくの下手ですいません🙏
ありがとうございました。
またかきます!